5月4日日曜日は、あいにくの空模様となりましたが、私が首を長くして待ち望んでおりました伝統行事『ジョンミョデジェ(宗廟大祭)』が開催されました。私の心の中で「韓国で見てみたい行事リスト」の堂々たる一位のこの行事。この連休を利用してクラスで仲の良い女子達と『チンド(珍島)の海割れ』を見に行くか、ジョンミョデジェを見るかでコッチを選んだ(選んでしまった?)程の思い入れを込めて参戦したわけです!
正門前。行事は9時30分~15時00分となっていますが、3部構成。私は午前中に用事があり、13時からの正殿でのメインイベントのみ観覧しました(実際、正殿でのイベントのみ観覧で良いと思いますケド)。
13時。礼服にて行事を行う人たちが、ゆっくりと各部屋の位置へと歩いてゆきます。この歩いてくる姿を正面から撮ってみたいのですが一般人は立ち入り禁止でした(涙)。・・・いっそのこと報道カメラマンになってやろうかな?こういうイベントの時って、プレス関係者は自由に行き来しておりまして実に羨ましいです。
柱と柱の間に各王様等の位牌が祭られております。正殿の場合は全部で19室ありまして、左から第一室(イソンゲなど)、左から三つ目が第三室でセジョンデワンなど、一番右が第十九室で最後の皇帝スンジョンなどが祭られております。
正殿の前では、紫色の衣を着た人たちによる歴代の王達の文徳や武功をたたえる踊りが繰り広げられます。もちろん音楽に合わせてです。色々な道具を持ち替えては、列を崩さずに、その場で踊り続けます。踊りというよりは祈祷の動きに近いです。
それにしてもこの踊り手さんたち。約1時間近く、ず~っと踊りっぱなしです。本当にご苦労様です。リズムがない(と私は感じる)音楽で、どうやって振り付けを覚えるのでしょう・・・。韓国の舞踊はリズムが独特なためカウントしづらく、どういう構造になっているのか、とても不思議です。振りを覚えるのも独特な間合いがあるのでしょう。
私は予め良い席を確保するような行動はしませんので、私の周りの状況は、こんな感じでギッシリでした(汗)。色々とイベントを見てる方ですが密集率かなり高いです!「見えね~ぞ!」とか、ヤジが飛んでいるのは日常茶飯事ですケド(笑)。途中で(飽きて?)帰る人たちの率も高いので、前の方で空いた席に行こうと思えば、途中からでも行けます。私はここからの角度に飽きたので、別の場所へ移動することにします。
場所を移動して正解です♪正面からよりも、ちょいと横からの方が雰囲気が出ていると思います。肝心のイベントの進行ですが結構単調です。イベント的にもアナウンスも韓国語オンリーなので、韓国語ゼロな外国人には厳しいと思います。設置されている大型モニターの下に、アナウンスの英語字幕が付いてますが、これが実に見えにくい。
真ん中に立っている人たちが、行事の歌であったり、合図的な声を発します。観客席から壇上までは如何せん距離がありますので、300ミリの望遠(デジタル換算450ミリ)ではココまでが限界ですが、400ミリ装備なら別世界が待っているのでしょうね・・・。
行事も終盤です。踊りが終了し、踊り手さんたちは座ります。かなりの人数です。1時間近くも踊り続けたせいか、疲れて目を閉じたり、微妙に足を揉んでマッサージしている人たちもいたりしますが、気持ちは良く分かります。本当に頑張りましたね!
さて捕捉ですが、ジョンミョは、朝鮮時代の歴代の王と王妃の位牌が祭られ、祭祀が行われる場所です。この大祭は一言で言えば、歴代の王と王妃を祭る行事です。皆、亡くなった日は違いますが、別々に行うと大変なので、まとめて行っている模様。ジョンミョ自体は1995年に、ユネスコ世界文化遺産に、大祭は2001年にユネスコ世界無形遺産に登録されたとのことです。
そんなこんなで終わったジョンミョデジェ。私が期待に期待を込めた大祭ですが、見終わって一言・・・「う~ん。」です。いや、見終わってからではなく、途中からそう感じていたのですが、私が外国人だからなのか、20代だからなのかは分かりませんが、結論としては「一回見たので良し!」という気持ちです。見なかったら後悔してただろうし、逆に見れたので満足、そこを落とし所にしました。とにかく観覧客の数が多いので、来年・再来年とご覧になられるであろう方は、予めご理解・覚悟の上で、ご覧になるのが良いかと存じます。
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