ニュースは毎日見ている方なのですが、久しぶりに「オッ!チンチャ!?(=えっ、マジで?)」と叫んでしまったニュースがありました。
【参考】 2010年から高校の一般科目でも英語で授業 (朝鮮日報・韓国語版)
ざっと、まとめますと・・・。(つたない翻訳ですが)
2010年から英語以外の一般教育科目においても英語で授業する「英語没入(=没頭?)教育」が全国のすべての高校で実施される模様だ。新しい「英語没入教育」は、今年新しく導入される制度の学校で試験的に実施した後に、一般の高校にも拡大して行われる予定だ。
しかし、全ての教科を英語で授業をした場合、生徒の理解力が低下するため、数学や科学、芸術・体育など比較的理解しやすい科目から段階的に適用する方針だ。インスウィ(=大統領業務引継ぎ委員会)は、このような内容の法案を来月初めに発表する計画を明らかにした。
(途中省略)
インスウィは特に現行の修学能力英語試験の代わりに「マラギ(話すこと)」と「トゥッキ(聞き取り)」を主とした新たな英語能力評価試験(韓国式TOEFL、TOEIC)を用いて、大学入試を受けるようになる今年の中学2年生が、高校生となる2010年から、すべての高校でこの制度が施行されるようにする方針だ。
関係者は「教育平等の側面からみれば、新しい英語試験を受ける今年の中学2年生たちが遅くとも高校では均等な水準の英語教育を受けなければならない」とし、「彼らが高校に進学する2010年からは全国のすべての高校で英語沒入教育を実施することを目標とした。」と話した。
という内容です。
・・・この国の英語熱が、ここまで深刻だったとは!?私が見る限り、韓国の大学生を見ていると、メチャクチャ英語の勉強してます。ReadingとWritingだけ見たら、相当凄いです。TOEICやTOEFLでも点数が凄い人たちがかなりいますが、蓋を開けてみたら喋れない人が多いという問題を抱えているのも事実で、見事な資格の履歴書を引っさげて、一流企業に入社しても、仕事で使えないのです。幸いにも、本人たちも痛感していて、そういう学生達は海外に留学に行ったり、ワーホリ使ったりして海外で生きた英語を習得する若者が凄い増えているわけで、今回の発端は、そういった問題を解消しよう、という所が、そもそもの背景だと思います。(省略した記事の中には、家族の英語塾にかける家計負担を減らすという話もありましたが。)
・・・というわけで。まずは中学生くん。次に小学生くん。大いに頑張ってくれたまえ!
何を頑張るかって?入試英語が得意な英語の先生の話はとりあえず置いておいて、全国の高校の数学の先生、体育の先生やらが、果たしてどこまで英語を話せるのやらです。体育なのに、とても健康に悪い授業になったりして・・・。そうは言っても外国人教師の受け入れを厳しく取り締まっているこのご時世なので、現行の非ネイティヴの先生たちがフル回転するしかありませんね。毎年、教育制度や試験概要が変わる韓国の教育システムですが、いよいよ教師にも生徒にも厳しい時代の到来でしょうか。
これによって問題はアチコチに飛び火しそうですが、韓国では小学校と中学校の先生を希望する教育学部の学生は多いのですが、高校の教師を希望する学生はあまりいません。今回の措置が実施されたら、その不人気に追い討ちをかけることになって、今度は高校教師がいなくなるという事態にならなければいいですけれども。それ以前に、そもそも、将来は家の家業を継ぐんだ!とか何だとか、英語をあまり必要としないであろう子供達まで強制的に全国一律でやってしまうのは、どうなんでしょうねぇ。
まだ決定された話ではなく賛否両論があるでしょうが・・・ムリだな。
韓国の中学校・小学校通学のお子様がいるご家庭の方がいらっしゃいましたら、何と申したら良いのやら・・・です。この話題は、くれぐれも日本には飛び火しませんように。
---コメント返信------
>室長さん、アンニョンハセヨ!
室長さんのご意見に同感です♪国土面積が小さく人口も少なく資源まで乏しい国は、人が“財”なのではないでしょうか…。ただ、英語が出来・不出来と経済発展を結びつけるには説得力がなさそうに思えます。英語が不得意な割合が多い日本は良くやっている方ですからね。言語はあくまでも「手段」であって、魅力あって売れる商品・コンテンツ・専門分野などの強みが無ければ、キビシイような気もしますけれどね♪(韓国の英語教育の発音はアメリカンだそうですよ。)
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