韓国で生まれ、幼い頃にアメリカへ養子に出されたジェイムズ・パーカー、韓国名がコン・ウンチョル(ダニエル・ヘニー演じる)は、実の親を探すために、在韓米軍の軍人として韓国に戻り、軍隊で知り合った韓国人の友人の助けを借りて探し当てたところ、父親は何と死刑囚として刑務所にいた・・・という実話をもとにした作品。
内容は観ずとも想像できてしまうところですが、監督の演出や音楽、そして俳優の演技などが良ければ、120%感動的な作品になります♪実際に観る前は、韓国社会に多く見受けられるテーマだし、条件付きで感動できそうだし・・・という風に考えていました。実際、境遇こそ違えど、コリアン=アメリカンが、うちの大学にたくさんいます。外見は韓国人なのに、韓国語が下手で英語ばかり話す人たちと初めて会った時はビックリしましたけれど・・・。
さて。主演のダニエル・へニーに関しては「確かに容貌は適任だけど、演技はできるのかしら?映画・ドラマよりも、CM・モデル向けだろう」と期待はしていませんでした。が、しかし、というわけですよ!彼の演技、何という素晴らしさなのでしょう!!!
基本、彼の台詞は英語なのですが、ところどころ重要な部分こそ、たどたどしい韓国語で話すところがまたグッと来ます。自分の韓国名、育ての父親の死、実の父親との再会、実の父親が犯した本当の事実などに直面したときの表情や感情の表現力の良さ。軍隊用に髪の毛を刈った姿も、とても様になっていて、いやぁ格好よかったです。
キム・ヨンチョルさんが演じた父親としての、現実、過去、友情、罪悪感、真剣、そして愛情。20年ぶりに再会する息子を目の前にした時の行動・・・。どれもこれも分かるような気がします。彼は死刑囚。刑務所を出ることは叶いません。
韓国人の友人シン・ヨソプ役で出演したキム・イングォン君。このキャラクターどっかで見たな~と思ったところ、『シンブ・スオプ』でクォン・サンウの相棒役を務めた彼じゃないか。どっしりとしたテーマの展開の中にも、彼の明るい演技が、見ていてとても気持ちよかったです。それから、刑務所の神父役の俳優さん。名前が分からんのだが、ついこの間まで放送していた『カンナムオンマ・タラチャプキ』のキム先生じゃないか~。お~、英語がベラベラだったのね・・・。ここでも良い存在感でした♪
あらためまして。この映画は息子と父親の2人のストーリーです。この2人がストーリーを引っ張っていかないと話しにならないというぐらい他の作品よりも責任の重い主役。ストーリーを引っ張っていけない主役もいる中で、ダニエル・ヘニーの演技は見事でした!グイグイ引っ張ってもらって、後半は涙が流れっぱなしでした!大変おこがましい事ですが、私はこれから彼のことを“俳優”と呼びます!
幼い頃に世界各地に養子に出され、実の親を探しに韓国にやってくる、という韓国特有のストーリーは、日本人には理解できないかも知れません。日本で子供を海外に養子に出す、なんて話はほとんど耳にしませんよね。けれども韓国ではそれがあります。だからこそ、韓国の実情の一面が垣間見えるので、日本でも公開して多くの方に見ていただきたい一本です。蛇足ながら、そういう情況を無視しても、ストーリー展開が予測できながらも、感動できる作品です。
理解できなかったところも多々あるので日本語字幕で是非また観たい作品です!ここ数年、心に響く良い作品が多くはなかった韓国映画界の中で、途中、テーマがぶれることもなく、真に素晴らしい作品が久々に出ました。私の好きな韓国映画の、かなり上位に入る作品となりました!!!
映画『マイ・ファーザー』 ・・・ 公式サイト(韓国語)
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>midori、アンニョンハセヨ~!
コメント、ありがとうございました!
日本で公開されているのですね~!?私もmidoriさんのコメントにホント同感です♪映画としても完成度が高かいですし、ダニエル・ヘニーの好演技(先日、実際に彼は新人男優賞を受賞しました!)そして、涙が止まらないストーリー。文句なしにオススメできる一本ですよね。
寒い師走12月。風邪にお気をつけてお過ごしくださいね。
>MAIKOさん、オソオセヨ。
コメントを残してくださいまして、ありがとうございます。私が韓国在住のため、日本での公開情報等は残念ながら存じません。MAIKOさんのお役に立てず申し訳ございませんが、どうぞご理解くださいませ。
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