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2007年8月31日 (金)

『天下壮士マドンナ』感想

学校が不定期に上映してくれる映画鑑賞会で、『チョナジャンサ・マドンナ(天下壮士マドンナ)』を観ました。昨年(2006年)夏に公開された映画ですが、当時の人気作品、『グェムル』『日本沈没』が公開されていた中で、他のハリウッド作品を抑えて、3番手の人気を維持した口コミで広まった密かな人気作品、とのことです。

主人公のオ・ドング(リュ・ドックァン君演じる)は、マドンナのような美しい女性になりたい、インチョン(仁川)の高校1年生。机の引き出しの中には、数多くの口紅があって、夜密かに口紅を塗っては、鏡を見つめる毎日だ。

そんな彼だが、自分が不細工なのは知っている。このままでは、いくらキレイに化粧をしても、不細工な女性にしかなれない。そこで、キレイな女性になるための手術費用を稼ぐために、アルバイトを始めるが、やはり500万ウォン足りない。そんな時に「シルム(韓国相撲)大会で優勝すれば、奨学金として500万ウォン手に入る!」と聞いたドングは、「マドンナになる前に、シルム大会で優勝するほど強い、天下壮士にならなければならないなんて・・・」と悩みつつも、学校の部活、シルム部の門をたたく。

チカラだけは、とても強いのだが、将来の夢は、美しい女性になりたい主人公!


シルム部の先輩たち。完全にお笑いトリオです。なかなかイイ味を出しています♪


自分にも他人にも厳しい3年生の先輩。初めはドングの事すら無関心なのだが・・・。


何とも言えぬ見応え感、満足感があり、思った以上に良い作品でした!
全体を通じてコメディが中心なのですが、完全にコメディという訳でもなく、シルムを通してのスポ魂ドラマ的な要素もあり、息子の女装癖に悩む父親との葛藤、母親の理解などのヒューマンドラマの要素もあり、単なる“コメディ”という枠には収まりきれない作品でした。そういう様々な要素が散りばめられているので、逆を言えば、どの要素も追求しきれず、少し中途半端な物足りなさは若干あるものの、主人公の少年をはじめ、出演陣の演技力の高さ、そしてテンポ良い展開に満足です!

特に主人公役のリュ・ドックァン君が、とてもキレのあるマドンナの踊りを披露しますが、なかなかのものです。たくさん練習をしたことでしょう!後で分かったことですが、彼は『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』や『マイ・リトル・ブライド』にも出演していたようですが、いやはや思い出せません・・・。でも、この作品で、しっかりと記憶に残りました!!!

高校の日本語教師役で、日本人にはお馴染みのスペシャルゲスト(♪)も登場しますので、機会がありましたら、是非ご覧になってみては、いかがでしょうか!?

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